CONCEPT
第一のコンセプトは「主役はお客様」。 店内には絵画や花瓶などを置いておらず、またBGMも 流れておりません。非常にシンプルなのは主役はお客様で お客様の会話があれば音楽はいらないという気持ちからです。 お客様にラグジュアリーな空間でくつろぎながらお鮨を 召し上がって頂きたいため、イタリア製の大きめのチェアや 京都の和紙の隙間からこぼれる間接照明、 手すきの和紙を使った壁紙、レストルームに通じる回廊などを デザインしました。 「桜坂 渡利」に入ってすぐに目に入るカウンターは樹齢350年、 乾燥に15年をも費やした一本の檜で作られており、その檜か ら渡邊哲也が繊細な包丁さばきを披露するまな板も作りました。 また、桜の名所「桜坂」にちなんでエントランスや店内には上質な 桜の木をふんだんに使用しているのも特徴です。 和のテイストでありながらイタリアデザインのローチェアや イタリアンタイルを使った床や壁など、モダンテイストも ミックス。 心地よい空間で最高の鮨を愛でることができる鮨店、 それが「桜坂 渡利」です。